中国国際貿易促進委員会は2日午後、第1回中国国際サプライチェーン促進博覧会(サプライチェーン博)の閉幕に伴う会見を開いた。同委員会の張少剛副会長は、「第1回サプライチェーン博は国際化、専門化、市場化、グリーン化の発展方向を堅持し、川上・川中・川下の連結、中小企業と大企業の融通、産学研用の連携、国内外企業の交流を促進するという目標を達成した。貿易促進、投資協力、イノベーション集積、学習・交流の4大プラットフォームの機能をアピールし、世界が共有する新たな国際公共財、開放型の世界経済の建設を推進する新たな担い手になった。世界経済の回復と世界の発展及び繁栄に積極的に貢献した」と述べた。
情報によると、第1回サプライチェーン博では360回以上のマッチング・交流イベントが催され、1万5000人以上が参加した。一部の統計によると、200件以上の協力契約及び意向契約が署名され、金額にして1500億元以上にのぼった。
張氏によると、第1回サプライチェーン博は専門的であり、かつ業界を跨ぐ展示会だった。その積極的な影響が持続的に顕在化しており、多くの出展業者と来場者が豊かな収穫を手にした。サプライチェーン博は「腕相撲」で顧客を奪うのではなく、手をつなぎパートナーを探すものとされた。出展業者間は競争関係ではなく、顧客関係、協力関係、ウィンウィン関係だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月4日