日本で開催中の2023国際ロボット展で、世界トップのロボット企業の最先端の技術と製品が続々登場した。人工知能（AI）技術を導入したロボットが豊富なシーンでよりスマートな操作を実現し、来場者にロボット分野の祭典をもたらした。うち中国企業が積極的に登場し、見所満載の最新の製品とソリューションで注目を浴びた。

　多くの中国ロボットブランドが最新の製品とシーン化応用ソリューションを持ち会場に登場した。これにはマンマシンインタラクション、3Dシミュレーション、遠隔制御などのイノベーション技術を搭載した多くの製品が含まれる。これらは自動車や電子などの工業生産分野や、小売・飲食や医療・健康などのサービス分野で使用できる。また中国企業の展示品には精密機器、スマート伝動、自動運転などの多くの細分化分野が含まれる。

　中国企業の睿爾曼智能公司は超軽量ロボットアームを展示。この製品は先進的なソフト・ハードウェアとマンマシンインタラクション技術を融合させており、小売商品陳列、書道、重量挙げなどの動作を実現でき、多くの来場者の興味を引いた。同社の創業者でCEOの鄭随兵氏は、「今回の出展効果に喜んでいる。これは日本市場への理解を深め、取引先と顔合わせで交流できる得難いチャンスだ」と述べた。

　スマートロボットへのAI及び3D視覚技術ソリューションの提供に取り組む梅卡曼徳機器人の国際ロボット展への出展は3回目であり、今回の出展規模が最大の中国企業でもある。同社は現場で透明な物体をスキャンできる産業レベル3Dカメラや

自動車、物流輸送、新エネなどの分野における最新の30のスマットロボット応用を展示した。多くの来場者が足を止めて見学した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年12月4日