湖北省武漢市で3日に開かれた第1回内陸河川水運ハイクオリティ発展フォーラムにおいて、交通運輸部と河南省、雲南省、広西チワン族自治区の5つの科学研究機関と港航管理機関が正式に、長江水系電子航路図連盟に加入した。これは長江流域電子航路図を基礎とし、全国内陸河川水運共同建設・共有「水上1枚図」構造の構築が加速中であることを意味する。
電子航路図はコンピュータや地理情報などの技術を利用し、航路の各要素情報を技術規範に基づき処理し作った、標準的でデジタル化された特別地図だ。長江航務部門は近年、スマート航路の発展方向を積極的に模索し、長江電子航路図の研究開発と普及を急いでいる。またこれを船舶ナビゲーション、水運物流、意思決定アシスト、監督管理、緊急救助などの分野で導入し、「航路図が1枚あればスムーズに航行」という水運サービスの新モデルを構築した。
交通運輸部長江航務管理局の劉亮局長は、「電子航路図がスマート長江の建設の基礎的な原図として、全流域のコントロールにリアルで直観的なデータの基礎を提供するだけでなく、水運ユーザーにスムーズで効率的なデータサービスを提供することは実践で証明済みだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月4日