世界各地が11月末よりクリスマスシーズンを迎えている。店には玩具、ツリー、その他のクリスマスの装飾品が並べられた。多くの町も伝統的なイルミネーションを行った。ところがクリスマス関連のほぼすべてが中国製だ。具体的に国連の貿易データによると、中国は世界のクリスマス装飾品及び電飾の輸出の9割弱を占めている。うち6割以上の製品が中国東部の義烏で生産される。現地では数百の工場が世界各地に輸出するクリスマス用品の生産に専念しており、1、2分で1500本のクリスマスツリーを生産できる。スペインのウェブサイトが19日、伝えた。
クリスマスのビジネスで中国を抜ける競争相手は存在しない。欧州は上述した製品の輸出の7%を占め、米国は0.7%のみ。
サプライチェーンの向こう側、世界の5割以上のクリスマス装飾品の輸出先は米国だ。中国と米国の間で貿易摩擦が発生しているが、米国はそれでも中国にとってASEANとEUに続く3番目の貿易パートナーだ。そのため中国の製造業がなければ、私たちが知るクリスマスは存在しえない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月25日