山西省エネルギー局の発表によると、山西電力現物市場は5年間の試験営業を経て、12月22日より正式な営業に切り替わった。中国初の正式に開業した電力現物市場になった。
業界関係者によると、電力現物市場は電力の供給保障に有利だ。電力の需要が拡大すると、高めの料金により石炭火力発電の発電の積極性をより良く刺激し、需給バランスを取ることができる。また高めの電気料金は電力消費行為を最適化し、ピーク時の消費を減らす。さらに電力現物市場は蓄エネや仮想発電所などの主体に追加の収入をもたらし、産業・商業ユーザーの市場化取引への参加を促し、電源・電力網・負荷・蓄エネの共同発展に有利だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月26日