中国黄金協会がこのほど発表した最新の統計データによると、中国国内の2023年の金生産量は前年比0.84%増の375.155トンで、全国の金消費量は同8.78%増の1089.69トンだった。
データによると、金鉱の金産出量は297.258トンで、非鉄金属原料の金産出量は77.897トン。また23年の金の輸入量は前年比14.59%増の144.134トン。全国の金生産量は同4.31%増の519.289トン。
金消費を見ると、一連の消費刺激策の働きかけを受け、全国の金消費市場が持続的に回復している。データによると、23年の全国の金消費量は前年比8.78%増の1089.69トン。うち金製アクセサリー消費量は同7.97%増の706.48トン。インゴット及び金貨消費量は同15.7%増の299.6トン。工業用及びその他の用途の消費量は同5.5%減の83.61トン。
中国企業資本連盟の柏文喜副理事長によると、金価格は各種要素の影響を受け、金には長期的な投資価値がある。世界経済の不確実性が残る中、金のリスク回避の効果が持続的に発揮される見込みだ。その一方で新興産業の発展と環境保護の要求の厳格化に伴い、金業界の技術水準が持続的に向上し、業界の長期発展に力強い支えを提供する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月30日