市場調査会社テックインサイツは、中国の半導体生産能力が今年の631MSI(100万万平方インチ)から38.7%増加し、2029年に875MSIにのぼると予想した。中国は半導体を戦略的産業と定義し育成してきた。関連企業の支出は18年の110億ドルから23年の300億ドル弱に激増。過去数年の設備調達の激増は現在、生産能力の急増に転化している。今年の半導体の年間生産能力は18年より2倍以上増える見込みだ。これは積極的で自発的なウエハー製造設備への投資拡大の結果だ。韓国のウェブサイトが伝えた。
中国は米国からの制裁に対応するため、自国の半導体サプライチェーンの構築に取り組んでいる。関連投資は中国で新たな生産能力を生み、世界の半導体価格に大きな影響を及ぼすと分析されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月11日