中国国家鉄路集団有限公司の発表によると、今年5月の国家鉄道貨物輸送量は前年同月比2.8％増の3億3700万トンで、1日平均の貨物積載車両数は同3.0％増の18万500両だった。うちコンテナでの輸送量は同20.0％増の7095万トン。中欧班列の運行本数は同14％増の1724本、貨物輸送量は同13％増の18万6000TEUで、月間で過去最大を記録。

国鉄集団貨物輸送部の責任者によると、今年に入り国際複合一貫輸送が安定と円滑を維持している。国鉄集団は国内外の調整メカニズムを活用し、中欧班列ルートの建設と運輸計画を強化し、貨物の品種を持続的に増やし、輸送量の大幅な増加を維持している。中国ラオス鉄道の黄金ルートとしての力を発揮し、「瀾湄快線」国際貨物列車の運行本数を増やし、旬の果物の貿易量が大幅に増加している。5月の越境貨物輸送量は前年同月比16.2％増の47万3000トン。鉄道口岸の輸送計画を強化し、通関機能を高めている。鉄道の各大型口岸の1日平均の車両通過数は同15％増の2985両。

また大秦、浩吉、瓦日、唐呼、蘭新鉄道などの主要貨物輸送ルートを活用し、西から東へ、北から南へ、新疆から他省への石炭輸送計画を強化し、重点物資の輸送を力強くサポートしている。国家鉄道の石炭の1日平均積載車両数は8万両以上、発電用石炭は5万5000両以上の高い水準を保ち、各地のピーク期と夏季への対応を支えている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年6月14日