年の瀬、多くの外資系機関が中国市場での事業展開を拡大している。また発表した2025年グローバル投資見通しの中で中国の資産に期待感を示し、A株を世界で最も魅力的な市場の一つとした。
外資系機関は特に、消費、科学技術、新興分野などの銘柄に期待している。フィデリティ・インターナショナルのファンドマネージャーのJochen Breuer氏は、生活必需品関連銘柄に注目するよう提案した。これらの企業は国内市場に特化し、守りの姿勢が強く、利益回復と配当利回りの上昇を迎えるという。
モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント(中国)は、次の2つの重要方向を強調した。(1)人工知能(AI)の応用。AI計算力の急速な発展に伴い、関連企業の業績が持続的に回復する見込み。(2)中国の新興分野における有力産業。海外市場のブレイクスルーを達成すれば、短期間内に強い勢いを保つと見られる。
全体的に見ると、多くの外資系機関による積極的な展開と楽観的な見通しは、外資の中国市場への重視度が持続的に上がっていることを示すもので、かつA株などの中国の資産の発展に期待を寄せている。投資の持続的な増加と製品イノベーションを通じ、これらの外資系機関は中国経済の成長がもたらすチャンスをつかもうとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月23日