2日付香港紙「南華早報」は、「中国の花火とドローンが融合、世界最古の花火産業の活気を取り戻す」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。
大量のドローンが空を駆け巡り、壮大で美しい花火が同時に咲き誇り、夜空を彩る。瀏陽市で先月開催されたこのイベントは、すぐにSNSで注目の的になった。多くの観客によると、ドローンの応援により中国の花火大会が新たな境地に達したという。
世界ブランド研究院が昨年8月に発表した研究報告書によると、ドローンショーに用いる「冷煙火(冷たい花火)」は煙が非常に少なく、屋内や人で混雑する場所でのイベントでより安全だ。
企査査のデータによると、中国の花火関連企業の登録数は2023年に79%増加し、過去10年で最大となった。24年12月現在の中国の花火企業は7万3600社。
瀏陽市では昨年、50回の斬新な花火大会が開かれた。観客数は380万人で、文化観光収入は110億元以上。花火産業に従事する呉爽氏(音訳)は、「環境にやさしい花火は当社の研究開発の重点だ。ドローンは伝統的な花火産業の質の飛躍を促している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月3日