旧暦の春節が迫る中、百貨・小売業上場企業が新たな消費のボーナスを掴もうと積極的に行動している。
福州公孫策公関咨訊有限公司の詹軍豪パートナーは「証券日報」の取材で、「消費刺激策の働きかけを受け、消費者が購入に意欲的になっている。年越し用品の購入、祝日の贈答品、家庭の宴会の用品などの需要が旺盛だ。百貨・小売業は春節の前後に販売のピークを迎える見込みだ」と述べた。
昨年12月開催の中央経済活動会議では、「消費刺激に取り組み、投資の効果と利益を高め、内需を全面的に拡大する」が今年の9大重点任務の最上位に据えられた。政策の明確なシグナルが発信された。
政策のけん引を受け、百貨・小売業上場企業は各種措置で成長を目指している。多くの企業は内部の変革により発展を駆動している。詹氏は現在の新たな消費スタイルに適応するため、「百貨・小売業上場企業は内部の戦略調整を行い、商品管理を強化し、高品質で種類が豊富で独自色ある商品を確保する。サービスの質を高め、細部にこだわり、人にやさしいパーソナライズされたサービスを提供する。運営・管理を最適化し、店舗を合理的に設置し、営業時間を調整する。DX化を積極的に推進し、オンライン販売チャネルを拡大し、オンラインサービスを提供する」と提案した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月3日