一定規模以上の工業付加価値額は前年比5.8%増で、増加率が前年より1.2ポイント上昇。一定規模以上の工業企業数は23年末比6.1%増の51万2000社。すべての工業付加価値額は40兆5000億元で、製造業の全体規模が15年連続で世界一となった。国務院新聞弁公室は21日午後の「中国経済の質の高い発展の成果」シリーズ会見で、中国の2024年の工業経済の質の高い発展の成績表を発表した。
工業・情報化部の張雲明副部長は、「中国の工業経済は24年に、外からの圧力が強まり、内部の問題が増える複雑かつ厳しい状況を乗り越え、全体的に安定と安定しつつ前進を保った。通年の工業・情報化分野の経済成長への寄与度は4割超」と述べた。
41の工業大分類業界のうち39が成長を維持。電子、非鉄金属、化学工業、自動車などの重点業界の工業生産増への寄与度は4割超。31省のうち93.5%となる29省が前年比で成長を実現。
また、企業のイノベーションの主体としての地位が高まった。より多くの企業による国家級イノベーションプラットフォームの計画及び建設を積極的に促し、条件を満たす企業が国家科学技術イノベーションプロジェクトを担当することを奨励・支持した。現在の有効期間内のハイテク企業数は46万3000社で、一定規模以上の工業ハイテク企業は16万9000社。中国では570社以上の工業企業が世界の研究開発費トップ2500に入り、4分の1弱を占めている。
中小企業は大事業を担える、イノベーションと雇用を促進し、民生を改善する重要な力だ。張氏は、「中小企業の経済は24年に安定しつつ前進した。一定規模以上の工業中小企業の付加価値額は前年比6.9%増で、大企業を2.8ポイント上回った。工業・情報化部は引き続き中小企業の質の高い発展を促す」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月23日
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