ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が5日に発表した「世界金需要傾向報告書」によると、世界の中央銀行による金購入及び投資の需要増などの影響を受け、2024年の世界金需要(場外取引を含む)は4974トンに、需要額は3820億ドルにのぼり、いずれも新記録となった。
ロンドンの金現物価格は2024年に25.83%上昇し、記録を40回更新した。WGCは、25年は世界の中央銀行による金購入の需要が依然として主要な位置を占め、金ETFの投資の需要も金需要を支える重要な力になると分析した。また世界の地政学的及びマクロ経済的な不確実性が、金の資産価値とリスク回避の性質をさらに高めるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月6日
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