国家外貨管理局の李斌報道官(副局長)はこのほど、今年2月の国際収支状況に関する質問について答えた際に、「外資は2月に域内債券及び株式を127億ドル買い増しした」と述べた。韓国預託決済院の最新データによると、韓国人投資家による中国内陸部及び香港地区株の月間取引額は2月に前月比2倍弱増の7億8200万ドルにのぼり、2022年8月以来の高い水準となり、同期の欧州及び日本の株式市場投資規模を大きく上回った。
一連のデータの裏側で、外資は実際の行動により中国資本市場に集団投票し、次の3つのシグナルを発信した。(1)中国経済の回復及び好転の流れが市場の自信を深めた。(2)中国の資産価値の再評価が世界の資本の再配置を加速した。(3)中国の資産の魅力がさらに高まった。
資本市場の高水準対外開放が持続的に進み、一連の実務的で効率的な政策措置が打ち出されている。これには条件を満たす外資系機関の域内での機関設立、香港特別行政区との相互承認ファンドの相手側での販売比率の規制緩和、外資による証券市場投資ルートの拡大などが含まれる。これらの政策措置は外資の投資環境をさらに最適化し、市場の安定性に対する市場の期待を高めることで投資意欲を引き出し、海外資金による中国資産への配置を拡大した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月20日
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