20日に北京市で開かれた「北脳1号」人体植え込み発表会で、首都医科大学宣武病院の趙国光院長は、「半侵襲式ブレイン・マシン・インターフェース『北脳1号』が、ALS(筋萎縮性側索硬化症)により言語機能を失った患者の交流能力の再構築を支援した。臨床の実践によると、単語単位デコード遅延は100ミリ秒未満で、トップ水準だ」と説明した。
情報によると、中国が独自に研究開発した「北脳1号」の第3例となる人体植え込み術が20日、天壇病院で成功した。これまで北大第一病院と首都医科大学宣武病院が臨床試験を行っていた。3人の患者は現在、体調が良好だ。これは中国が独自に研究したワイヤレス皮質ブレイン・マシン・インターフェースの人の脳への植え込みに新たなブレイクスルーがあったことを意味する。
蝉の羽のように薄い柔軟性電極を硬膜に貼ると、麻痺患者は術後に細かい運動能力を手にし、失語症者は思いを伝えられるようになる。このようなシーンが現実になろうとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月21日
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