記者はボアオ・アジアフォーラム2025年年次総会の開催を控え、再び博鰲(ボアオ)鎮及び付近の村・鎮を訪れ、20年以上に渡る発展を実感した。この小さな町は今や、中国開放の活き活きとした縮図になっている。
ギリシャ人のソフトエンジニアのアレキサンダー氏(仮名)と妻の張氏は現在、海口市に定住している。「ここは私の故郷に似ており、美しい海と島がある。私は幸運で、昨年8月に米国で発売された特効標的薬を海南省の海南博鰲(ボアオ)楽城国際医療観光先行区で用いることができた。北京で手術に成功した後、放射線治療を代替できかつ効果的に再発を遅らせる新薬があることを知った。楽城は私に完治の可能性を与えてくれた。すべてが良くなっている」とアレクサンダー氏は笑って話した。」
海南博鰲(ボアオ)楽城国際医療観光先行区(以下「先行区」)は、中国の医療対外開放及び協力の新たな重要拠点で、12年前に承認を受け設立された。「特別許可医療・特別許可研究・特別許可経営・特別許可国際医療交流」政策の強みにより、先行区は最新の医薬品及び医療機器の導入で一連の成果を手にし、世界最新の医薬品及び医療機器をスムーズに中国に取り入れる最も主要なルートになった。
ボアオ・アジアフォーラムの会場から9キロ離れた所には、中国国家1級博物館がある。中国(海南)南海博物館は巨船のように海に向かう。
中国(海南)南海博物館とイタリア・プーリア州が共催する「二つの海が交わる文明へ――イタリア・プーリア考古学及び文化財展」が20日、開幕した。プーリアの214件(点)の考古学及び文化財が3カ月弱に渡り展示される。
「巡回展・対話」を行う中国及び外国の文化が増える中、現地に千年伝わる漁業文化も密かに世界に進出している。
瓊海市旅文局の侯媛媛副局長は、「ボアオ・アジアフォーラムのサポートで、瓊海は文化産業農村振興エンパワーメント試行をめぐり、フォーラム会場周辺、沙美内海周辺、龍潭嶺周辺の3つの美しい農村クラスタの形成に力を入れる。これらは先行区や博物館と共に、開放的な中国を活き活きと示す」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月25日
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