中国とシンガポールは3日、インタラクティブ・デジタルメディア技術の研究開発に関する協力覚書を取り交わした。これにより、同分野における両国の協力が新段階に入った。「中国新聞社」が伝えた。
調印式はシンガポール情報通信芸術省(MICA)で行われ、中国科学技術部の曹健林・副部長とMICAの陳英傑・常任秘書がそれぞれ両国政府を代表して覚書に署名した。新華社が伝えた。
曹副局長は調印式で、「覚書の締結によって、インタラクティブ・デジタルメディア技術の研究開発分野における両国協力の強固な基礎が築かれた。両国の経済貿易・科学技術分野協力は著しい効果が得られており、両国の科学技術協力に新しい発展チャンスが到来している」と述べた。
陳常任秘書は、「シンガポールはインタラクティブ・デジタルメディア技術の研究開発・応用の重要性を深く感じている。中国科学技術部のような強力なパートナーが得られたことで、シンガポールのインタラクティブ・デジタルメディアの実力はさらに向上するだろう。この覚書は、両国のインタラクティブ・デジタルメディア企業に相互利益をもたらす協力に対し、より多くのチャンスを提供するものとなる」とコメントした。
「人民網日本語版」2008年3月4日
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