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広東省、津波発生の1時間前に予報可能
発信時間: 2008-03-06 | チャイナネット
  第3回広東・香港・澳門(マカオ)地区地震科学技術シンポジウムが広州市で4日に開催された。広東省地震局の黄剣濤局長は、取材に対し、「広東省は海洋地震の監視・観測ネットワークの構築に着手しており、3年後には完成する見込みだ。完成後には、津波発生の1時間以上も前に予報を発することが可能になる」と述べている。「新快報」が伝えた。

  黄剣濤局長によると、津波は一般に、マグニチュード7以上の地震により発生するもの。このような強い地震は陸地ではあまり見られないが、海洋では頻繁に発生している。広東省の近海はまだ津波に遭った事はないが、海岸線は長く、いつ起こるか分からない津波に備えなければならない。広東省はフィリピンから近く、あの辺りは、強い地震が頻繁に起こっているからだ。

  黄局長は更に、インドネシアで起こったような津波被害を避けるため、広東省は、2007年から海洋地震の監視・観測ネットワークおよび資料分析システムの構築に着手しており、すでに準備段階を完了している。この構築には、1千万元以上の投資を行う予定で、3年後には完成する見込みだ。

  「人民網日本語版」2008年3月6日
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