国家能源(エネルギー)局が6日発表したデータによると、2009年末現在、国内には原子力発電ユニット20基が建設され、設備容量は2192万キロワットに達した。新華社のウェブサイト「新華網」が同日伝えた。
昨年は、原発プロジェクトの立案から認可に至るプロセスや建設ペースが一層加速し、浙江省の三門原子力発電所のユニット2基(設備容量125万キロワット)の建設が認可されたほか、山東省の海陽原子力発電所の2基(125万キロワット)、広東省の台山原子力発電所の2基(175万キロワット)の建設も認可され、年内に相継いで工事がスタートした。
昨年は火力発電所の建設が大容量化、高パラメータ化、環境保護型へと発展し、年末までに発電設備単体あたりの設備容量が30万キロワット以上の火力発電ユニットがユニット全体に占める割合は64.46%に達した。
昨年は小規模火力発電所の閉鎖が相継ぎ、設備容量2617万キロワット分が閉鎖された。第11次五カ年計画(2006-2010年)の期間中、全国で閉鎖された小規模火力発電所の設備容量は累計6006万キロワットに上り、目標値を1006万キロワット上回った。
年間の省エネ量は標準石炭換算で6900万トンに上り、二酸化硫黄(SO2)の排出量を120万トン、二酸化炭素(CO2)の排出量を1億3900万トン、それぞれ削減した。(編集KS)
「人民網日本語版」2010年1月7日