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中国が開発したCVT、大量生産へ
発信時間: 2010-01-11 | チャイナネット

 中国兵器工業集団湖南江麓機電科学技術有限公司が10日に明らかにしたところによると、同公司が開発した中国初の無段変速機(CVT)組み立て生産ラインが長沙麓谷工業パークでこのほど完成し、中国が知的所有権を有するCVTがまもなく大量生産されることとなった。中国新聞社が10日に伝えた。

 これまで中国はCVTの開発能力を持っておらず、乗用車用CVT市場は輸入製品にほぼ依存していたが、2006年末、湖南江麓公司が中国初の知的所有権を有するCVTを設計、試作し、ラインオフに成功した。国外製品の市場独占を打破し、国内の空白を埋めることとなるこの国家ハイテク産業発展プロジェクトをさらに進めるため、2007年、湖南江麓公司は長沙麓谷工業パークにCVTの研究開発生産基地を建設、3年間の建設を通じて、年間生産台数5万セットの国産CVT生産ラインが完成した。

 CVTの大量生産は、自動車電子分野における国外企業の技術的独占と封鎖を打ち破り、中国の自動車電子製品および自動車製品の国際競争力を強化し、中国の自動車工業を強国と肩を並べるべく推し進めることとなる。(編集SN)

 「人民網日本語版」2010年1月11日

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