中国の回良玉副総理は10日北京で、「『宗教事務条例』が実施されて5年来、宗教の自由政策が全面的に貫かれ、宗教界の合法権益が十分に保障されてきた」と述べた。
『宗教事務条例』実施5周年の座談会
中国道教協会の任法融会長(左)と握手する回良玉副総理
2005年3月から『宗教事務条例』が実施された。これで中国の宗教活動の管理がこれまでの政策によるものから法に基づいて行われることになった。回良玉副総理は『宗教事務条例』実施5周年の座談会で、「5年来、宗教活動関係者と宗教界の人士の法的意識が著しく高まり、宗教界は調和の取れた良好な局面を維持してきた。宗教団体は日常の活動の中で柔軟性のあるさまざまな方式をとって、広範な信者の法律遵守を指導するべきだ」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年4月11日