新疆トルファン市のヤルナイゼ河に挟まれた高さ30メートルほどの断崖の上に、国家重点文物保護単位「交河故城」がある。「交河故城」は総面積25万平方メートル、寺院跡や議会跡、塔群、民家など様々な建築が集まった古代遺跡だ。
2本の河が南側で合流することからその名がついた「交河故城」は、今から2000-2300年前、漢の時代以前に車師国人によって建設された。「交河故城」の建築物はほとんどが天然の土を掘って作られたものだが、2000年以上にわたる風化を経た今でも高く聳え立っている。
同遺跡は、世界に現存する土で形成された遺跡の中で、最も古く、最も大きく、保存状態が最も良い遺跡だ。