四川省綿陽市政府は今月20日に記者会見を開き、先月米国で行われた「2010年VEXロボカップ世界大会」で、綿陽師範学院の学生4人の代表チームが自主設計したロボットが優勝したことを明らかにした。このロボットには超音波測位や回転速度センサなどの新技術が使われている。同大会で中国の大学が優勝したのは初めて。科技日報が25日伝えた。
米航空宇宙局(NASA)、カリフォルニア州立大学、カーネギーメロン大学などが主催する「VEXロボカップ世界大会」は世界的に影響力がある青少年向けのロボットコンテストで、毎年100万人以上が出場している。
国内の大学を対象に今年4月21日から24日にかけて行われたVEXロボットコンテストで優勝した綿陽師範学院は、中国の大学代表チームとして米国のダラスで開催された世界大会に出場。米国、カナダ、メキシコ、ニュージーランドなどから名門校32チームが出場し、3日間の激戦を繰り広げた。綿陽師範学院の学生4人は次々とライバルを倒し17勝2敗という好成績で、中国の大学代表として初優勝を飾った。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年5月25日