科学普及に関わる人材、2020年までに400万人に

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発信時間: 2010-06-10 16:00:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国科学技術委員会が8日発表した「科学普及人材発展計画綱要(2010-2020年)」(意見募集稿)で、08年に全国76万人に達した科学普及に関わる人材を2020年までに400万人にするという目標が掲げられた。中国新聞網が9日伝えた。

中国科学技術協会による人材調査事業会議が8日北京で開かれ、同綱要が発表された。それによると、現在、中国には科学普及に関わる人材が176万人おり、うち専属が23万人、登録ボランティア77万人を含む兼業が153万人。彼らは中国の科学普及事業の発展をはじめ、全国民の科学に関する資質向上に大きく貢献してきた。

2020年をめどに専属を50万、兼業を350万人(登録ボランティア220万人を含む)に増員するほか、末端の人材育成にも力を入れ、農村部で170万人、都市部コミュニティで50万人、企業で80万人の科学普及人材および青少年を指導する指導員を70万人育成し、さらには科学普及に関する創作と設計、研究開発、活動、科学普及産業の経営と管理、メディアなどに関連する優秀な人材を輩出していく方針だ。

「人民網日本語版」2010年6月10日

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