中国初の独自開発による民用高解像度立体測量衛星「資源3号」が2011年下半期に打ち上げられることとなった。これにより、中国の民用測量衛星の空白が埋まることとなる。「新華網」が29日に伝えた。
国家測量局と中国航天科技集団公司は29日、戦略的協力枠組み協議に調印した。双方は今後、「資源3号」の開発と打ち上げを基礎に、「資源3号」の後続衛星、重力衛星、干渉SAR、レーザー測量衛星など、測量関連衛星の発展を共同で推進し、業務化された国家衛星測量体系を打ちたて、中国の自主開発による衛星測量技術体系を形成していく。
国家測量局の徐徳明局長は、「『資源3号』の打ち上げは、中国の衛星測量データ処理と自主保障能力を大きく促進し、衛星データの公共サービス化を高め、衛星の応用サービス産業チェーンを作り出し、国産の測量衛星データ・サービスを世界へと進出させることにつながるだろう」と述べる。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年7月30日