「基本型鉱山科学基地研究プロジェクト」がまもなく全国的に展開される。財政部が支援し、国土資源部が指揮を執り、中国地質科学院鉱物資源研究所が業務を担当する同プロジェクトは投資額3800万元、中国の鉱物資源開発の技術力を高め、鉱物探査の突破口を開き、資源環境の制約を緩和し、現場の第一線の人材を育成する上で重要な意義をもっている。 「科技日報」が30日に伝えた。
鉱山科学基地の建設によって、鉱山の探査、発見、開発、研究の歴史を系統立てて整理し、岩石、鉱物、地層、構造などの地質資料をまとめ、標本や鉱坑等の実物を研究・展示するほか、標本館や岩石標本庫などの施設の整備を進め、それぞれの地学理論の整理、対比研究、証拠保存、発掘に重点を置き、基本型鉱山の科学技術的意義と価値を高め、鉱山の持続可能な発展に向け、今後鉱床の深部と外側の開発を進めていく見通し。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年7月30日