山東省東営市に位置する勝利油田高原石油公司は、「世界のエネルギー産業の中心」と言われる米ヒューストンにおいてこのほど、初の独資子会社である高原石油装備(米国)公司の建設を正式にスタート、顧客のいる海外で直接生産を行うことにより、東営石油設備産業の国際化に向けた新たな時代を切り開いた。東営の石油設備企業はこれにより、国際市場において新たな道を進み始めたこととなる。高原公司は今後、ロシア、ベネズエラ、カザフスタンでも工場を設立し、新型掘削リグ、油井管、スクリューポンプなどを生産していくという。
東営の石油設備産業は中国最大規模を誇る石油設備製造基地であり、その生産額はすでに全国の3分の1ほどを占めている。産業技術革新能力の向上と、ハイテク製品の更新に伴い、東営で作られた石油製品は国際市場でもますます多くの発言権を得ている。「科技日報」が21日に伝えた。(編集SN)
「人民網日本語版」2010年10月21日