中国科学院海洋研究所が実施する国家自然科学基金委員会(NSFC)の 2010年西太平洋海域共同調査団が15日、海洋科学総合調査船「科学1号」に乗り込み青島から2カ月におよぶ航海に出港した。 18日付の「科技時報」が伝えた。
今回の調査は中国の科学者の呼びかけで「北西太平洋海洋循環・気候実験(NPOCE)」国際協力計画が始まって以来、中国が初めて西太平洋で実施する大規模な調査で、海洋循環、暖水プールの変異およびその気候への影響を重点的に調査研究する。また、NPOCE国際協力計画を推し進めるのに重要な科学的意義をもつ。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年11月19日