中国有人宇宙飛行計画における宇宙ステーション建設に向けた会議が15日、北京で開かれた。これにより有人宇宙ステーション計画が始動、ドッキングに向けた準備がすべて整い、今後各業務を順調に進めていくための総動員が行われた。
実施計画に従い、中国の有人宇宙ステーション計画は宇宙実験室を手始めに、宇宙実験室、宇宙ステーションと2段階にわけて打ち上げを実施。2016年までにこの2つの宇宙実験室の開発と打ち上げを行い、宇宙飛行士が中期的に滞在できる宇宙ステーションの技術を掌握し、ある程度の規模の宇宙利用を展開する。さらに2020年頃に中心棟と実験棟を打ち上げ、軌道上で60トン級の有人宇宙ステーションを組み立て、運営技術のほか、長期的に有人宇宙飛行できる技術を掌握し、比較的大規模な宇宙技術の応用を展開していく計画だ。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年11月17日