ナイロビで開催中のユネスコ無形文化遺産保護政府間委員会第5回会議で15日、中国が申請していた「中国帆船の水密隔壁製造技術」「中国の活字印刷技術」、およびウイグル族の伝統歌舞「メシュレプ」が2010年「無形文化遺産緊急保護リスト」入りすることが決議された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
このほか、クロアチアが申請した「Ojkanje歌唱法」もリスト入りした。
会議参加の団長を務めた中国文化部非物質文化遺産司の馬文輝・司長は取材に対し「中国の3つの申請が決議されたことは、ユネスコを含む国際社会が、中国の無形文化遺産保護における取り組みを認めたことを証明しており、また中華民族の豊かで多彩な優れた無形文化遺産に対する公認だ。申請が受理されたことを受け、中国政府はひきつづき無形文化遺産保護における国際社会に対する承諾を履行、世界の無形文化遺産保護での最新経験を学び、保護責任に忠実に、世界の文化多様性維持に貢献したい」と語った。(編集HT)
「人民網日本語版」2010年11月16日