中国国家航天局(CNSA)は北京時間25日零時9分、通信衛星「中星-20A」を載せた「長征3号A」ロケットを、西昌衛星発射センターから打ち上げた。中星-20Aは無事に予定軌道に乗った。中国新聞社が伝えた。
中星-20Aは中国衛星通信集団が開発した通信衛星で、主に音声、データ、ラジオ・テレビの放送に用いられ、中国の衛星通信やラジオ・テレビに、より質の高いサービスを提供する。
打ち上げに使われたロケットは、中国航天科技科技集団傘下の中国運搬ロケット技術研究院が中心となって開発・生産した長征3号Aで、「長征」シリーズにとって135回目の打ち上げとなった。(編集KA)
「人民網日本語版」2010年11月25日