中国は無電極ランプの研究開発で世界をリードしており、企業が申請中の無電極ランプに関連する発明特許は80件以上、新型実用特許と外観特許は237件にのぼる。また、中国は無電極ランプの生産量、輸出量が世界一で、世界の90%の無電極ランプを中国企業が生産している。15日に行われた中国無電極ランプ産業連盟結成大会で発表された。新華社のウェブサイト「新華網」が15日伝えた。
無電極ランプの正式名は「プラズマ無電極放電ランプ」といい、他の光源に比べて寿命が長く、省エネで身体・環境にやさしいという特徴をもつ。理論上は6万時間の使用が可能とされてるが、一般的には5年以上の品質が保証されており、今のところ光源の中では寿命が最も長い。特に道路やトンネル、地下鉄、車庫、天井の高い工場など照明交換がしにくい環境で他にはない強みを発揮する。一方、電子照明と比べても演色性がよく、長寿命、省電力で新しい光源の中でその優位性はずば抜けているといえる。
中国は世界90%以上の無電極ランプの特許技術を有することで、コスト面や周波数の課題を克服、無電極ランプ産業が飛躍的に成長する競争力をつけた。(編集KA)
「人民網日本語版」2011年1月17日