2. 地球の「双子」発見
2010年9月、地球以外で初めて生命体の存在する惑星が発見された。「Gliese581g」と名づけられたこの惑星は、その恒星から適当な距離「ハビタブル・ゾーン(生命居住可能領域)」にあり、適度な温度を保ち、水が存在できる。地球の約3.1~4.3倍の質量と丁度良い体積があり、主に岩石で覆われている。現在、ここは生命が誕生するのに適した環境を持つ惑星であると考えられている。
研究者は、「Gliese581g」の「ハビタブル・ゾーン」の指数を0.4と位置づけている。この数値は、この惑星が地球の「双子」であるという可能性を示している。また、2011年末までに地球に似た惑星を発見する可能性は82%だと予測されている。