小麦の新品種、45種類を育成

小麦の新品種、45種類を育成。

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発信時間: 2011-02-17 16:39:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国科学技術部の公式サイトが16日伝えたところによると、ハイテク研究発展計画(863計画)の「良質・高生産で抵抗力の強い専用小麦の分子・細胞品種作成」研究で大きな成果があった。良質で生産性、抵抗性が高く広い地域で栽培できる45の小麦の新品種が8012万ムー(1ムーは約6.6アール)栽培、1ムー当たり25キログラムの増産となり、社会経済効果が40億元にのぼった。

生産量の増加ペースが遅く、病気に対して抵抗力のある品種が頻繁になくなり、新技術の応用が遅れていることが小麦の育種を制約する主な要因となっていた。それに対し、同研究は品質と抵抗性を中心に、高生産と養分の効率的利用を考慮。小麦の分子育種と細胞の効率的育種技術体系の構築して、中国の小麦の育種水準を全体的に高めるとともに、良質で高生産の小麦の新品種を広め、小麦産業の刷新と世代交代を促進することを目指した。

同研究によって中国の小麦の主産地では品種更新が実現し、食糧の安全確保と気候の変化への対応がなされた。その間構築された品質評価体系はすでに全国30の育種事業単位、小麦粉メーカーなどで広く応用され、中国の小麦の品質改良を力強く推し進めているほか、新品種にはDNAマークが導入され、小麦の品質研究や品質育種に役立てられている。(編集KA)

「人民網日本語版」2011年2月17日

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