国家エネルギー局の銭智民副局長はこのほど、同局が制定中の「第12次エネルギー発展5カ年計画」(2011-2015年)が日程通り3月末には完成する見通しを明らかにした。中国証券報が14日伝えた。
同計画は、第12次5カ年計画綱要の中で石油・天然ガス、電力、新エネルギーとともに17の重点計画の一つとされている。綱要の「経済構造調整」という主要路線に基づき、エネルギー発展計画の主要路線も「エネルギー構造調整」をめぐって展開される。
エネルギー発展計画の方針に基づき、2011-2015年の間、国内のエネルギー企業が技術や産業をリードし、エネルギー構造の最適化を進め、新エネルギー産業を力強く育成するほか、2020年までに非化石燃料の消費比率を15%に向上するという目標を達成し、エネルギー技術の革新力を高め、近代的なエネルギー体系を構築し、「海外進出」戦略を継続し、エネルギー面での国際協力を深めていく計画だ。
同計画にはまた、風力エネルギー、太陽光エネルギー、バイオマスエネルギー、石炭クリーン利用、石炭層ガス、ガスハイドレート、原子力エネルギー、スマートグリッド、新型自動車燃料などの内容が盛り込まれている。(編集KA)
「人民網日本語版」2011年3月15日