清華大学は20日、3Dビデオチップ「清立方」の開発に関する記者会見を開き、2次元の映像を3次元に変換する技術で比較的大きなブレークスルーを果たしたことを明らかにした。同技術は2次元の映像を高品質な3次元映像に変換でき、デジタルテレビ、モバイル端末、映画・テレビ製作などの産業の3次元映像分野進出に向け、核心的競争力のあるハイエンド技術によるサポートを提供できる。人民日報が22日に伝えた。
プロジェクトの責任者である清華大学の戴?海教授によれば、同プロジェクトの技術的進展から見ると、一般家庭でも3年以内に赤青メガネを使うアナグリフ方式により一般のテレビで立体映像を見ることができるようになるという。
3次元映像技術はデジタルメディア分野における重要な発展方向であり、シーンを立体的に体験でき、臨場感が高い。清華大学は10年あまりの研究の末、2次元映像の3次元への変換、立体映像の収集、制作、放送などの面で知的所有権を有する一連のコア技術を形成した。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年3月22日