中国石炭工業協会の王顕政会長は28日、寧夏で行われた「2011年中国エネルギー化学工業ゴールデントライアングル・トップフォーラム」に出席し、以下のように述べた。国際金融報が30日に伝えた。
山西省、陝西省、内蒙古自治区、寧夏回族自治区、甘粛省を中心とする「ゴールデントライアングル」地区は長年の建設と発展を経て、いまや近代化された大規模な炭鉱採掘をメインとする中国の石炭生産の集中エリアに発展し、中国石炭工業の発展方向と発展水準を代表している。また、中国の重要な石炭供給区であり、全国の石炭供給において相当重要な地位を占めている。2010年、山西省、陝西省、内蒙古自治区、寧夏回族自治区、甘粛省の石炭生産量は計19億7千万トンに上り、全国総生産量の60.9%を占めた。
「ゴールデントライアングル」地区ではこれまでに、▽神東鉱区を代表とする、世界トップレベルの1千万トン級炭鉱群▽大同塔山炭鉱を代表とする石炭循環型経済工業パーク--が形成されたほか、神華集団の年産100万トンの石炭直接液化プラント、年産60万トンの石炭由来オレフィン プラント、伊泰集団と山西諸レ安集団の年産16万トンの石炭間接液化プラントなどを代表とする近代石炭化学工業モデルプロジェクトが完成している。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年8月30日