ドッキング目標機「天宮1号」は30日午後7時34分、北京宇宙飛行制御センターの精密なコントロールの下、180度向きを変え、背面飛行の状態になった。天宮1号はこれにより、初のドッキングに向けた準備を整えた。人民日報が31日に伝えた。
同センターの陳宏敏主任によると、天宮1号は先月29日に酒泉衛星発射センターから打ち上げられて以降、地上からの指示を受けつつ軌道変更と軌道上でのテストを繰り返し、今月30日には地上からの距離が約343キロの近円軌道に入った。30日午後7時30分現在、天宮1号はすでに30日と22時間にわたって軌道上を運行している。遠隔測定した各データによると、天宮1号は正常に飛行しており、姿勢は安定し、エネルギーバランスも良く、各テストも順調で、初のドッキングに向けた条件を満たしている。