ドッキングを行うためには2つの宇宙機を同時に制御しなければならない。軌道の操作回数も多く、軌道変更のたびに両者の動きをぴったりとリンクさせなければならず、観測と制御には高い精度が要求される。このほか、近頃は宇宙天気の変化が激しいため、宇宙機の中長期的な軌道決定予測に大きな影響を及ぼしており、神舟8号の打上げ時刻決定は大きな試練となる。
同センターは現在、宇宙天気モニタリングデータを収集・分析し、対応措置を制定し、天宮1号の軌道予測と制御を正確に行うと同時に、神舟8号打上げ時刻の計算を急いでいる。
「人民網日本語版」2011年10月31日