ドッキング目標機「天宮1号」と宇宙船「神舟8号」の2回目のドッキングがまもなくに迫っている。2回目のドッキングは1回目とどのように違うのか?どの点が難しいのか?北京宇宙飛行制御センターの副チーフエンジニアである李剣氏が新華社の取材に答え、2回目のドッキングの特徴について解説した。新華網が伝えた。
李氏は「1回目のドッキングは非常にスムーズに行われ、精度も高かった。現在、結合体は天宮が後ろ、神舟が前の状態で飛行しており、神舟は背面飛行の状態になっている。2回目のドッキングの前には、天宮1号がまず180度向きを変え、頭を後ろに向け、神舟は通常の飛行姿勢に戻る。この状態は1回目のドッキング時と同じだ」と語る。
李氏によると、2回目のドッキングが1回目と違う点は2カ所あり、1つはドッキング前に切り離しが必要な点、もう1つは太陽光が照らす場所で行われる点だ。