切り離しは新しいプロセスだ。李氏によると1回目のドッキング成功後、2つの宇宙機はしっかりと固定された。この固定を外し、ドッキング機構を通じて2つの宇宙機を押し離すことで、両者は一定のスピードで離れて行く。切り離し後、2回目のドッキング条件があるかどうか確認し、その後ドッキングが行われるという。
もう1つの違いは太陽光の有無だ。1回目のドッキングは太陽が当たらない影の部分で行われたが、2回目は太陽光が照らす場所で行われる。李氏は、「ナビゲーション・測量設備が強い光の干渉を受けるため、何らかの状況が発生する可能性がある。これは安定的なドッキングに極めて大きな試練となるだろう」と語る。
「人民網日本語版」2011年11月14日