北京の民営書店次々と廃業した背景

北京の民営書店次々と廃業した背景。

タグ: 北京の民営書店

発信時間: 2011-12-26 16:17:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

デジタル化は急速に進んでいる。古い考え方にしがみついていてはもうこのサバイバル・ゲームの敗者になるしかない。

ネット・ショッピング、デジタル化が本流となることは間違いない。私も古い世代に属する人間だが、私はバイリンガルと知識体系によって、デジタル人間にはないものをつくり上げて楽しみつづける方法を編み出すことに賭けてみたいと思っている。書店が次々と消えていくことは体系的な知識構造をもつ人間が希少な存在となることを意味するのではないかと思っている。

断片的な知識しか持っていない人間がどんどん増えていることは、ある意味では体系的な知識をもつ人間が希少な存在となることを意味するのではないだろうか。

事実、私はかつてトライリンガル人間になることを夢見た人間であった。古いシステムにしがみつくのではなく、新しいシステムの中に大きな可能性を見て取ることを考えている。株の取引で言えば逆張りというヤツだ。

本好きが集まる書店の廃業の記事や対談に接する中で、時代の流れを見て取り、ゲーム感覚としてその流れに棹さして見ようと思っている。今日までのところ、私の目論見はうまく行っている。トライリンガルになるには少なくとも30年はかかるのだから、今の子供たちがこの道を歩めるかどうかお手並み拝見とは言いたくはないが、子供たちの成長を見守っていくことを楽しみたい。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月26日

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