中国インターネット情報センター(CNNIC)によると、今年6月末時点で、中国のIPv4アドレスは3億3200万個で前年末比19.4%増加し、すでに大陸部ユーザーの需要を満たせなくなっているという。
それにもかかわらず、今後は物流ネットワーク、「三網融合」(電気通信、ラジオ・テレビ放送、インターネットの3つのネットワークを統合すること)、モバイルインターネットにおけるIPアドレスの需要が大幅に増加する見込みだ。今回の会議では、これら3項目が中国の次世代インターネット産業発展における重点任務になることが確認された。工業情報化部電信研究院がまとめた研究報告によると、中国市場の今後5年間のIPアドレス需要は345億個に達する見込みだ。項CEOは「IPv6合意ではアドレスは128ビットで、2の128乗(約340澗)個のIPアドレスを提供できる」と説明する。ある人のイメージによると、この(約340澗という)数は地球上の砂粒一つ一つがIPアドレスをもつようになるほどの(膨大な)ものだという。
「人民網日本語版」2011年12月26日