3名の飛行員を乗せた有人宇宙船「神舟9号」が6月17日18時37分、酒泉衛星発射センターからの打ち上げに成功した。宇宙船のノーズ・コーンは陜西省楡林市内で落下することが予測されているため、打ち上げ前に楡陽区と神木県の住民10万人近くが避難した。
「神舟9号」のノーズ・コーン残骸捜索・回収安全保障指揮部から得た情報によると、楡林の消防部門・公安局・武装警察・電力局など1500名近くが現場での回収作業に当たっている。19時20分頃、最初のノーズ・コーンの残骸が楡林市楡陽区麻黄梁鎮東河村の空き地で発見され、長さ2メートル、重さ200キロほどだった。現在、既に10個あまりのノーズ・コーンの残骸が発見されており、残りは捜索中である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年6月18日