嫦娥3号、中国で最も複雑な宇宙船

嫦娥3号、中国で最も複雑な宇宙船。 嫦娥3号のプロジェクトが立案されると、日本とインドも月面着陸・月探査計画をスタートさせた。しかし日本は予算不足により発射を2018年に延期しており、インドはロシアからのランダーの提供が遅れたことから自主開発を余儀なくされ、2017年以降にずれ込むこととなった…

タグ: 嫦娥3号 玉兎 宇宙船

発信時間: 2013-12-01 09:06:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

月の昼夜は17日間続くため、長い夜により月面の気温が−183度に達する。月面ローバーがこの過酷な厳寒を乗り切るため、中国の科学者は放射性同位体の熱源を搭載し、一定の気温を維持することで月面ローバーが凍りつかないようにし、夜が終わってからすぐに目を覚まし、作業を続けられるようにした。中国が核エネルギーを宇宙船に用いるのは、これが初めてだ。

嫦娥3号は中国で今まで設計された最も精密・複雑な宇宙船であり、ソ連が1976年に「ルナ24号」を発射してから初となる、月面着陸を実施する月探査機だ。探査機そのもの、そして搭載される科学研究設備からも、嫦娥3号は最も先進的な月探査機と呼べる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月1日

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