煙台中集来福士海洋工程有限公司がノルウェー企業向けに建造した深海半潜水型海洋掘削装置「維京竜」が11月26日、山東省煙台市で竣工し命名された。これは中国が初めて建造した、北極海での作業に適した深海半潜水型海洋掘削装置で、80%の知的財産権を保有する。人民日報が伝えた。
同装置はノルウェー海事局とノルウェー海上工業標準の要求を満たし、北極海やバレンツ海での作業に適しており、北極海で100年に一度の嵐にも耐えられる。同装置の最大作業水深は500メートルで、1200メートルまで上昇できる。最大掘削深度は8000メートル。DP3動力測位システム、八点係留システムを持つ。最低マイナス20度で稼働でき、ノルウェー船級協会DNV GLグループの認証を獲得した。
「人民網日本語版」2015年11月27日