“三兄弟”
ベルギー・リエージュ大学の天文学者であるギロン氏が率いるチームが、地球に似た3つの惑星を発見した。この“三兄弟”は全て地球とほぼ同じ大きさであり、全て生物が居住できる環境だとしている。超低温の矮星を周回する地球型惑星の発見は世界初であり、しかも1度に3つも見つけたことになる。
銀河系には、この「TRAPPIST-1」のような超低温矮星は無数に存在する。太陽に近い恒星の15%がこの種類に属するという。ただし今回の矮星の特別なところは、3つの惑星が矮星を周回していることである。うち矮星に近い2つの惑星は、公転周期がそれぞれ地球の1.5日と2.4日で、3つ目の惑星は4日から73日となっている。