映画やビクトリアシークレットで「中国風」旋風

映画やビクトリアシークレットで「中国風」旋風。

タグ: ビクトリアシークレット

発信時間: 2017-01-08 10:26:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国映画市場が重視されるにしたがい、2000年前後からハリウッド映画で中国要素を取り入れるようになり、中国の役者や情景が使われてきた。「ミッションインポッシブル3」の結末部分では、トム・クルーズが妻とともに上海近郊の西塘を歩くシーンが出てくる。「ゼロ・グラビティ」では女性主人公が天宮1号を使って地球に生還する。「2012」で世界を救うノアの箱舟は中国製だった。「カンフーパンダ」シリーズは中国要素満載の映画だが、中国のみならずアメリカでも大人気だった。「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」では、中国の風神獣のポスターが作られた。

中国の伝統的団扇の様式を使い、伝統的な画法に近い描き方である。ニフラー、ボウトラックル、デミガイズ、サンダーバード、オカミー、スーピング・イーヴルというローリング氏の生み出した魔法動物が、時空を超えて中国古典山水画風の絵となっている。まるで「山海経」の珍獣のようだ。監督は「続編でも中国要素がある」と述べている。 

昨年12月中旬に上映された「長城」では、ハリウッドが初めて積極的に中国人監督と共作した。全編が中国要素に包まれ、中国の物語が描かれ、中国文化が示されている。張芸謀氏は、「世界に中国の物語をしっかり伝えた。我々はある種の精神、価値観を伝えた。それは中国人の価値観だ」と述べる。「長城」は北宋を舞台とする物語だ。張芸謀氏は大量の中国要素を使いつつ、ハリウッドの叙述方式と運営モデルを採用している。 

「トランスフォーマー/最後の騎士王」は大ヒット間違いなしの来夏公開予定の映画だ。「トランスフォーマー」シリーズが中国でこれほど人気になったのは、そのムードに加えて中国要素があるからだ。同シリーズの2作目で大量の中国要素が加わり、中国ブランドが映画に出てきた。映画の協賛企業だったためだが、ここに商機を見出した。4作目になるとパラマウント社は積極的に中国企業と提携し、北京や香港などでロケを行うと共に、李氷氷や韓庚、鄒市明などの中国人スターを出演させることで人気を高めた。その結果、中国大陸で19.8億元という奇跡的な興行収入を挙げた。

ファッション:ビクトリアシークレットでも中国要素が話題に

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