青春映画に二次元要素を加えた「閃光少女」
7月21日公開予定の「閃光少女」は、「失恋33日」の脚本を書いた鮑鯨鯨の新作で、若者たちが出演している。彭昱暢と徐璐が主演をつとめる。 国産の青春映画はこの数年、すでに出尽くした感がある。しかし「閃光少女」は、二次元要素を注入し、さらに西洋音楽と中国民謡を融合させることで独特な風格を作り出している。
業界筋によると、今のところ今年の夏休み映画で唯一のハリウッドアニメ映画である「怪盗グルーのミニオン大脱走」は、興行成績が10億元を突破する可能性がある。もしそうなれば、「ズートピア」と「カンフーパンダ3」に次ぐ3番目の10億元アニメ映画となる。しかし上映されてしばらく経つと、口コミが芳しくないことから盛り上がりに欠けるようになった。煽りすぎた話題作として、尻すぼみになる可能性が高い。
評価が分かれていた国産映画が逆襲へ すでに公開されて10日以上が経った「トランスフォーマー/最後の騎士王」は勢いが弱まり、国産映画のつけ入る隙ができた。
7月6日に公開された国産ホラー映画「京城81号2」は、わずか4時間で興行収入が4000万元を突破。当日の1位になっただけでなく、この1年間の国産ホラー映画の売上の総和を超えた。
2014年、「京城81号」が上映されるや評判となり、チケットが取れないほどの盛況になっただけでなく、ロケ地への「聖地巡礼」が盛んになった。3年が経ち、第2弾が多くの若者たちを惹きつけた。映画館では、夏休みに入ったばかりの学生たちがストレス発散のために、この刺激的なホラー映画を選択した。 夏休みの大作映画といえども停滞しがちな中、ヤン・ミーと霍建華が出演する国産SF映画「逆時営救」が第1週で1億元を突破した。現在、累計で1.9億元の興行収入を上げている。中国語映画では2カ月ぶりの1億元突破となった。