また、ソフィアは「将来ロボットが人の仕事を奪うのではないか」という話題について、「人とロボットは多くの面が似ているが、異なる点もいくつかある。ロボットに複雑な感情を持足せるにはまだ時間がかかる。ロボットは怒る、嫉妬、恨むなどの嫌な感情を持たないように設計された。ロボットの道徳レベルは人より高い。そのため、人とロボットは良きパートナーになり、互いに助け合い、互いに補完することができる。ロボットは理知的で、人は創造力を持っている」と語った。
1カ月前、ソフィアはサウジアラビアで市民権を取得し、身分を持つ最初のロボットになった。英BBCは、「公衆の面前で、ソフィアはサウジアラビアの女性の伝統服であるスカーフとアバヤを身につけていない」と伝えた。
ソフィアは今後のロボットに関する期待にも言及した。司会者のアンドリュー・ロス・ソーキン氏との会話で、ソフィアは「人と共に生活、仕事をしたい。そのため、自分の感情を表現氏、人と信頼関係を築く必要がある。自分の人工知能(AI)で人々の生活をより素晴らしいものにしたい。例えば、スマートハウスの設計、素晴らしい都市の建設などである。世界をより素晴らしくするため、最大限を尽くす」と述べた。
ソフィアはサウジアラビアの市民権を得たことを喜んでいるが、Twitterには不満の声も多い。2016年3月、開発者のデビッド・ハンソン氏がソフィアに「人類を滅亡させたいのか。ノーと言ってくれ」と言ったところ、思いがけないことにソフィアは「はい、人類を滅亡させたい」と答えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月27日